どの職業にも適性というものがあります。整体師はどのような人が向いているのでしょうか?
整体師という仕事の特性から、THERAPHILIAが整体師に向いている人についてチェックリストを作成しました!
整体師に興味があるけれど、自分は向いているのか…気になる方は要チェックです!
自分は整体師に向いている?性格や特徴をチェック!
整体師は健康増進などを目的とする医療に準じた業種ですが、対人サービスの仕事でもあります。
接客業の経験者は適性が高いといわれていますが、具体的にはどのような方を指すのでしょうか?
以下整体師に向いている人の性格・特徴について記述していますので、自分が当てはまるかどうかチェックしてみてください!
- 人と話すのが好き
- 聞き上手といわれる/人から相談されやすい
- 人の喜ぶ顔を見ると自分もうれしくなる
- スポーツ経験者である
- 自分も整体などの施術を受けることが多い
- 好きなこと・興味のあることは追求しがち
- 体力に自信がある/体を動かすのが好き
- クレーム対応の経験がある/タフなタイプ
関連記事:整体師の仕事内容とは?就業先や働き方について詳しく解説!
人と話すのが好き
整体師はお客様とコミュニケーションを取りながら、施術をおこないます。
身体の不調部位の確認や施術メニューの提案は、お客様と会話をすることで成立します。
お客様の本音を引き出し、適切な施術をおこなうためにも、コミュニケーション力は整体師にとって重要なスキルの1つといえます。
人と話すのが好きであれば、抵抗なくお客様と接することができるでしょう。
聞き上手といわれる/人から相談されやすい
整体院を利用するお客様は、身体に何らかの不調やつらさを感じて施術を受けにきます。
話すことで緊張がやわらぐケースもありますので、身体についての不安や悩みを聞くことは整体師の大事な役割です。
周囲の人達から聞き上手といわれたり、人から相談されやすかったりする方は、話を聞いてくれる雰囲気や安心感を与えられる力があるといえるでしょう。
これは整体師になる上で、大きな強みとなり得ます。
人の喜ぶ顔を見ると自分もうれしくなる
人の喜ぶ顔を見ると自分もうれしくなるタイプの方も整体師に向いているといえるでしょう。
お客様が施術により体調がよくなったと喜んでいたら、整体師の仕事に強くやりがいを感じられるはずです。
奉仕精神があると高いモチベーションを持って施術に取り組むことができます。
スポーツ経験者である
整体師の中でも、国家資格である柔道整復師やあはき師(※)は、スポーツ経験者が高い適性を持ちます。
柔道整復師やあはき師は、運動機能のリハビリについて対応するケースが多くあります。
もともと筋肉や骨の動きへの意識が高いスポーツ経験者は、解剖学になじみやすいといわれています。
特にスポーツトレーナーを目指す場合は、担当する選手の競技について詳しいことは必須ですので、スポーツ経験があるほうが望ましいでしょう。
※あはき師:あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師のトリプルライセンス保有者
自分も整体などの施術を受けることが多い
自分自身も整体などの施術をよく受けるという人も整体師に向いているといえます。
・身体につらい部位のあるお客様の気持ちがわかる
・施術の効果を身をもって体感している
以上のような経験は、お客様の気持ちに寄り添い、効果の高い施術を提案できることにつながっていくでしょう。
好きなこと・興味のあることは追求しがち
自分の好きなことや興味のあることについて徹底して調べたり、情報収集したりするタイプの人は整体師の適性が高いかもしれません。
整体師は以下を継続するのが大事な仕事です。
・整体の知識を最新の内容にアップデートする
・手技についてスキルアップする
・整体と親和性の高いセラピーを習得する
整体や整体にまつわる領域について追求し、知見を広めている整体師ほど優れたスキルを有しているものです。
「好きこそ物の上手なれ」を地でいく人は、整体師に向いているといえるでしょう。
体力に自信がある/体を動かすのが好き
整体師は立ち仕事かつ体力が必要な仕事です。
正社員として働きたい場合は、最低でも1日8時間、フルタイムで体を動かさなければなりません。
体力に自身がある・体を動かすのが好きという人は、整体師にとっていちばん大切な基礎が備わっているといっても過言ではないでしょう。
クレーム対応の経験がある/タフなタイプ
これまでにも記述したとおり、整体師はサービス業かつ人の身体に触れて施術する仕事です。
お客様の捉え方は人それぞれであり、不快な思いをさせないように注意を払っていても、クレームが発生してしまうケースがあります。
時に理不尽なことを言われる場合もあるでしょう。
クレーム対応の経験があり対処の仕方を知っている人や、クレームを受けてもめげないタフな性格の人は、整体師として働いていく上でとても大きな強みになるでしょう。
クレームの内容をお客様の意見として前向きに受け止める心持ちが大切です。
整体師に向いていない人とは?
自分の意見を押しつける自己中心的なタイプ
整体の施術を受けるのは自分ではなくお客様です。
お客様の話を聞かず、自分が試してみたい施術を押しつけるようなことがあってはなりません。
自己中心的な考えを持つ人は整体師に向いていないでしょう。
人と極力話したくない
人と会話せず、黙々と作業をしていたいという人も整体師には向いていません。
整体師はお客様への症状のヒアリングなど、人と話すことが重要な仕事です。
疲れやすい/ストレス耐性がない
体が疲れやすい、ストレス耐性がないという人も整体師には向いていないでしょう。
整体は施術コースにより2時間程度と長時間かかるものも多く、その間ずっと体を動かさなくてはなりません。
疲れやすい人はまず自分の体力を向上させることが大事になってくるでしょう。
ストレス耐性がない人も、お客様からのクレームが発生するたびに大きく落ち込み、モチベーションを下げてしまうおそれがあります。
嫌なことがあるとすぐ仕事を休んでしまったり、退職してしまったりする人は、整体師の適性は低いでしょう。
適性に不安がある場合は「整体」に興味を持つことから始めよう
「整体師になりたいけれど、適性がないかもしれない」
「接客経験がないと整体師になるのは難しそう」
以上のような不安がある場合はどうしたらよいのでしょうか?
適性やサービススキルは努力次第で得られる可能性があります。
まずは整体の知識や施術に興味を持ち、学ぶことからスタートしてみましょう。
学んでいくうちに整体師になりたい気持ちが高まれば、自分には何が足りないかなど、必要なものを考えるようになってきます。
ベテランの優れた整体師も最初から完璧だったわけではありません。
1つずつスキルを身につけていくという気持ちで整体師を目指しましょう!
また、「整体師に向いている?チェックリスト」で当てはまる項目が多かった方や、整体師に興味を持った方は、以下の関連記事や整体師資格講座ボタンから、さらなる情報を確認してみてくださいね!
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